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プロが教える正しいカギのお手入れ方法【錠前の除菌・清掃】
「鍵穴の抜き差しが悪い」「ドアの取っ手や錠前まわりが汚れている」。
こんなとき、どうしていますか? 1日数回、家族や従業員など複数人が利用するドアともなると、建物の設備でこれだけ頻繁に使用するものはあまり多くありません。それに、いつも使うものだからこそ除菌や汚れのお手入れは不可欠。玄関ドアなど人の目や手に触れやすいところであれば、なおのことですよね。今回は、そんなドア(カギと錠前)の正しいお手入れの方法をご紹介します。
鍵穴のゴミやホコリを取り除く
パソコンのキーボード等に使用するエアダスター・ダストスプレー等を使用して、鍵穴に付着したゴミやホコリを取り除きます。掃除機を鍵穴につけ、左右にふって、中のゴミを吸い出してもOKです。カギ(キー)の汚れを取り除く
歯ブラシ等を使って、刻み部分や溝の汚れを掻き出すようにします。特にディンプルキーは、くぼみの底に汚れがたまりやすいため、定期的な清掃がおすすめです。錠前潤滑剤を使う場合
上とあわせて、錠前に合った潤滑剤を鍵穴に適量を吹き掛け、鍵を鍵穴に挿入して数回抜き差しをします。作業が終わったら、鍵に付着した潤滑剤は布等で拭き取ってしまってOKです。(鉛筆でも代用することができます)
鍵のすべての刻み部分を鉛筆(先端の黒芯)でなぞるように黒く塗り、その鍵を鍵穴に挿入して数回抜き差しをすることで、鍵の抜き差しがスムーズになります。作業が終わったら、鍵に塗った黒芯の粉は布等で拭き取ってしまってOKです。軽い・日常的な汚れ(普段のお掃除)
乾いたやわらかい布で、本体を拭いてあげればOKです。風雨がかかった汚れなどは、絞った布で水拭きしてください。その後、水気が残らないように乾拭きするようにします。定期的なお手入れがおすすめです。水では落ちにくい汚れ
やわらかい布に中性洗剤を含ませて拭きます。その後、洗剤の成分が残らないよう水拭きして、最後に乾拭きして水分を拭き取るようにします。薬品や硬いブラシなどでゴシゴシとこすったりすると、表面を傷つけてしまう可能性があるので行わないようにしましょう。